セガの病院経営シミュレーション『ツーポイントホスピタル:ハートフルコレクション』デジタル版が、2026年9月16日に発売日を迎えた。対応機種はNintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S。価格は税込4,888円で、本編にすべての有料DLCと無料アップデートを収録する。
Two Point Studiosの設立10周年に合わせたコレクションで、2018年に登場したシリーズの原点を現在の家庭用機へ届ける。空っぽの病院を設計し、奇妙な症状の患者を治療しながら、病院グループを育てる1人用ゲームだ。
受付からトイレまで、病院全体を組み立てる
プレイヤーの仕事は治療室を並べることだけではない。受付、診療室、薬局、トイレなどを整え、患者を受け入れる施設全体を設計する。治療機器や新しい治療法の研究も進め、対応できる症状を増やしていく。
部屋を作っても、そこに必要なスタッフがいなければ機能しない。医者、看護師、事務員、管理員を雇い、それぞれの担当する仕事を支える。建物の拡張と人員の確保を同時に考える点に、経営ゲームとしての判断がある。
遊び始めは、どの部屋が足りないかを見るだけでなく、その部屋を動かす人がそろっているかにも目を向けたい。施設、スタッフ、患者という三つの関係を追うと、病院内で起こる問題を整理しやすくなる。
頭が電球になる患者と、休憩を求めるスタッフ
ツーポイント州では、患者の頭が電球に変わる「白熱頭症」のような、現実にはない病気が登場する。症状に応じて治療室を用意し、専用の機器やスタッフで対処する。病気の見た目と治療方法の大げさな表現が、このシリーズのユーモアを作っている。
一方、働く側には満足度がある。スタッフルームを設け、要求へ対応し、必要なトレーニングを行うことも経営者の役割だ。患者を受け入れる設備ばかり増やしても、スタッフが働き続けられる環境を作らなければ、病院の運営は安定しない。
地域のニーズを満たすと、ツーポイント保健省から星が授与される。星による報酬で病院のアップグレードや新しい病院の建設へ進むため、最初の一施設を整えることが、複数の病院を運営する段階へつながっていく。
7本のDLCで、時間旅行や超常現象の病院へ
収録するDLCは「ビッグフット」「ペバリー・アイランド」「クローズエンカウンター」「オフ・ザ・グリッド」「カルチャーショック」「スティッチ・イン・タイム」「スピーディーリカバリー」の7本。これまでの追加コンテンツと無料アップデートを含む構成だ。
公式サイトでは、超常現象、芸能、時間旅行といった異なるテーマのマップを紹介している。基本の病院経営を覚えた後も、地域ごとの症状や条件に合わせて施設を作る遊びが続く。追加コンテンツを個別に選ぶ前に、本編とまとめて購入したい人に向く商品となる。
『ツーポイントミュージアム』などで開発元を知った人にとっては、同じ州のユーモアを病院運営で味わう入口でもある。展示物を扱う作品とは仕事の対象が変わり、患者の診察と治療、スタッフの育成が経営の中心となる。
パッケージ版は11月6日、Xboxはデジタルのみ
パッケージ版の発売日は2026年11月6日で、デジタル版とは異なる。希望小売価格は同じ税込4,888円。Xbox Series X|S版はデジタル販売のみとなるため、手元にパッケージを置きたい場合は対応機種も確認したい。
9月16日から遊ぶならデジタル版、パッケージを選ぶなら11月6日という日程になる。公式サイトではゲームの流れと商品情報を確認できるので、施設を作り込みながら運営を改善する遊びが好みに合うか、まず映像と仕組みを見て判断しよう。
