【日本ゲーム大賞2025 フューチャー部門】東京ゲームショウ発表の未発売タイトルから、期待の11作品を選出!

一般投票と選考委員会が未来のヒット作を選定

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、東京ゲームショウ2025(TGS2025)にて発表された未発売作品を対象とする「日本ゲーム大賞2025 フューチャー部門」の受賞結果を発表した。9月25日(木)から27日(土)までの3日間、会場およびオンラインで一般ユーザーによる投票を受け付け、その後、選考委員会による審査を経て、今後の発売が期待される11タイトルが決定した。

本部門は、これから市場に登場する新作タイトルの中から特に注目すべき作品をいち早く紹介するもので、ユーザーの声と専門的な評価を併せて選出される点が特徴。ゲームファンが直接投票に参加することで、開発者やメーカーにとっても大きな励みとなるアワードだ。

授賞式の様子は公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ配信されており、現地の熱気と受賞の瞬間を追体験できる。

アーカイブ映像:https://www.youtube.com/live/R2dIDuOHmug

日本ゲーム大賞2025 フューチャー部門 概要

  • 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
  • 後援:経済産業省
  • 投票期間:2025年9月25日(木)10:00 〜 9月27日(土)16:00
  • 投票方法:WEB投票(https://awards.cesa.or.jp/future)
  • 対象作品:東京ゲームショウ2025(9月25日〜28日)にて発表・展示された未発売作品(ビデオ出展・ハードを含む)

受賞作品一覧と見どころ

フューチャー部門は、TGS会場で体験した来場者の投票と、ゲーム業界の識者・専門家による選考委員会の審査を組み合わせて決定される。今回の授賞作品は、ジャンルや開発規模を問わず「発売前から強い注目を集め、革新性や完成度に期待できる」と評価された11本。

例年、同部門で選出されたタイトルは、その後の国内外のセールスや各種アワードでも実績を残しており、ゲームファンにとって“未来のヒット作を占う指標”としての役割を担っている。新規IPからシリーズ最新作まで、多彩な顔ぶれがそろった今回の結果も、今後の市場動向を占ううえで見逃せない内容となった。

日本ゲーム大賞2025 フューチャー部門 授賞作品


次世代タイトルが羽ばたく

日本ゲーム大賞はこれまで多くの名作を輩出してきた。たとえば過去には、後に世界的ヒットとなるアクションRPGやオンラインシューターがフューチャー部門でいち早く評価を受け、開発者の大きな励みとなったケースも多い。今回受賞した11作品も、コンシューマー、PC、モバイル、VR/ARといった多彩なプラットフォームに対応し、次世代のゲーム体験を切り拓くポテンシャルを秘めている。

東京ゲームショウ2025自体が26万人を超える来場者を集め、ゲーム産業の拡大と多様化を映し出した中で、未来を担うタイトルがどのような遊びを提案してくれるのか。選出された開発チームが今後公開する最新情報や試遊版、そして発売後の展開は、国内外のゲーマー、メディア、業界関係者から大きな注目を集め続けることは間違いない。

CESAは「ゲームという文化を次世代へつなぐ象徴的な取り組みとして、日本ゲーム大賞フューチャー部門をこれからも発展させていく」としており、来年以降も同部門は新しい才能と革新的タイトルを発掘する重要な舞台となりそうだ。

画像クレジット

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)