鉄道シミュレーション『Train Sim World 7』が、日本時間2026年9月16日に発売日を迎えた。Dovetail Gamesのシリーズ最新作で、PS5、Xbox Series X|S、PC向けに展開する。運転を始めやすくするシンプル操作に加え、新路線、貨物輸送モード、現実と連動する天候を導入する。
公式サイトでは無料のスターター・エディションも案内している。トレーニングセンターと初心者向け車両を収録するため、シリーズ未経験者は運転の感触を確かめる入口として利用できる。
アクセルとブレーキから覚えるシンプル操作
新機能の「Simplified Controls」は、アクセルとブレーキを中心に列車を動かす操作方法だ。まず車両を走らせ、止める感覚を覚えながら、車窓や路線を楽しめる。細かな機器操作まで一度に覚えることに負担を感じる人に向いた入口となる。
本格的なシミュレーションとしての操作も用意しており、好みに合わせて遊び方を選べる。目標やガイドに沿って進めるシナリオ、時刻表どおりに列車を走らせるモード、列車やルートを自分で選ぶフリーロームがある。
同じ路線でも、決められた運行をこなすのか、自由に走らせるのかで目的が変わる。運転操作を習得したい段階はシナリオ、日々の鉄道運行を体験したい段階は時刻表と、何を楽しみたいかでモードを選ぶと入りやすい。
ドイツのICE 4と、英米独の3路線
新たな路線は、ドイツのニュルンベルク〜ヴュルツブルク線、イギリスのエアデール&ワーフデール・ネットワーク、アメリカのフロリダ・トライレール。バイエルン、ヨークシャー、マイアミという異なる風景の中を走る。
注目車両の一つがドイツのICE 4だ。最高速度265km/hを誇る車両として紹介され、全長105kmのニュルンベルク〜ヴュルツブルク線を走行する。ほかにもGP49H-3、BL36PH、DB BR 440、Class 333、Class 331が登場する。
マイアミの路線では空港からボカラトンへ向かい、都市部の駅やヤシの並ぶ郊外を走る。高速列車に乗りたいか、地域の通勤輸送を楽しみたいかで、興味を持つ路線を選べる構成となっている。
現地の天気がゲームへ入り、貨物列車を自由に組む
「Live Weather」は現実の気象状況をゲーム内へ反映する機能。マイアミが晴れていればその青空を、ヨークシャーに雨が降れば雨模様を運転の風景へ取り込む。同じ路線を走り直す際にも、景色の変化を楽しめる。
新しい「Freight Hauler Mode」は貨物輸送に焦点を当てる。列車を組成して目的地へ運び、旅客運行とは異なる仕事に取り組むモードだ。時刻表に沿った運転のほかに、自分で貨物の運行を作る遊びが加わる。
PC版には映像設定「Epic」を追加し、光の表現や描画距離を強化する。シリーズでは初めてSteam Deckにも対応する。自宅のPCで映像を重視する遊び方と、携帯機で路線を楽しむ遊び方の両方が広がる。
無料で試してから、有料版の内容を選ぶ
発表時のSteam版価格は、スタンダードが6,200円、デラックスが9,850円、アルティメットが16,000円。無料スターターと有料版では収録範囲が異なるため、購入時は価格だけでなく遊びたい路線が含まれるかを商品説明で確認したい。
初めてなら、無料スターターのトレーニングセンターで操作との相性を見てから選ぶ方法がある。公式サイトには各エディションへの入口がまとまっており、新機能と購入内容を並べて確認できる。
