『Afterlove EP』Switchパッケージ版発売、28日間の物語と74曲のサントラを持ち帰る

『Afterlove EP』Switchパッケージ版発売、28日間の物語と74曲のサントラを持ち帰る

ジャカルタの若いミュージシャンを描く『Afterlove EP』のパッケージ版が、2026年9月10日に発売された。ネオスのレーベル「IndieTech Games」による第4弾タイトルで、Nintendo Switch版は税込3,960円。日本語を含む6言語に対応する。

今回のニュースはパッケージ版の販売開始であり、ゲームそのものの新発表ではない。物語に加えて、8センチCDやサウンドトラックのダウンロードコードなどをまとめて手元に置ける商品となっている。PS5向けパッケージも案内されているが、こちらは英語版のみの販売だ。

恋人を失ったラーマが、ライブまでの28日間を過ごす

主人公ラーマは、恋人チンタを亡くしてから1年がたっても、喪失感から抜け出せないミュージシャン。音楽や人付き合いから離れる彼の心には、今もチンタの声が残っている。そこへ、バンドにとって大切なライブの日程が近づいてくる。

舞台はインドネシアの首都ジャカルタ。ラーマは街を歩き、人と接し、新曲の完成と自分の未来に向き合う。プレイヤーが過ごすのは28日間で、どのような言葉を選び、人間関係を築き直すかによって物語の行方が変わる。

身近な人物にも、それぞれの生活や望みがある。ドラマーのアディットは料理への関心を持ち、友人のターシャはラーマを支える。恋人の記憶だけでなく、今も周囲にいる人々との関係を描くことで、主人公が進む時間を形にしている。

会話の選択と演奏の出来が物語に関わる

本作はビジュアルノベルと物語重視のアドベンチャーに、リズムゲームを組み合わせる。会話で選んだ言葉が人物との関係を変え、音楽の場面ではタイミングに合わせたボタン操作で演奏する。

公式サイトでは、演奏の出来がラーマの感情表現やバンド活動を変え、物語の展開や印象にも関わると説明している。文章を読む時間と、自分の操作で音を奏でる時間が、同じミュージシャンの生活としてつながる作りだ。

企画には『Coffee Talk』『What Comes After』を手掛けた故モハメド・ファーミ氏が関わり、本作はその遺作となる。開発はインドネシアのPikselnesia。身近な会話から人物を知るゲームが好きな人は、ジャカルタの街と音楽を通じて描かれる暮らしに注目したい。

8センチCDと全74曲のダウンロード特典を同梱

パッケージの限定特典は4点。8センチCD、全74曲のサウンドトラックダウンロードコード、デジタルアートブック、特製スリーブが付属する。CDには、サウンドトラックを担当するインドネシアのバンドL’Alphalphaの楽曲を3曲収録する。

3曲入りの8センチCDと、全74曲を取得するダウンロードコードは別の特典だ。音源を聴く方法を選ぶ際は、この収録内容の違いを押さえておきたい。デジタルアートブックは英語のみで、Soyatu氏のアートワークを楽しめる。

TGSでは試遊特典のクリアファイルも

TGS2026では、幕張メッセのコナミデジタルエンタテインメントブース内でネオスが本作を出展する。一般公開日は2026年9月19日から9月21日。試遊した人には、オリジナルクリアファイルを配布予定だ。

会話を読むテンポやリズムパートの操作を確かめたい人には、実機に触れる機会となる。購入先を探す場合は日本語版公式サイトからSwitch版の商品情報へ進めるので、対応機種と同梱特典を照合して選びたい。

関連リンク