ハピネットは2026年9月10日、見下ろし型アクションアドベンチャー『Sa[meow]rai: 銀翼の猫侍』を2027年春にSteamで発売すると発表した。価格は未定。サイバーパンク都市を舞台に、一撃必殺の戦闘と選択によって分岐する物語を組み合わせる作品だ。
斬撃、射撃、電子機器でフロアを切り抜ける
タイトルの読みは「サミャオライ」。プレイヤーは猫の侍となり、銃撃と斬撃を使ってフロア内の敵を倒していく。戦闘には制限時間があり、周囲の電子機器を操作して状況を有利にする要素も含まれる。
素早く敵を倒すだけでなく、敵の配置と利用できる物を見て、どの順番で動くかを決める構成だ。一撃の重さと制限時間が重なるため、長く立ち止まって考えることと、何も見ずに突っ込むことの間で判断が必要になる。
試遊するなら、最初に銃と刀の使い分け、次に電子機器への働きかけを確認したい。敵を正面から追う以外の手段を把握すると、フロア全体を見る理由が生まれる。画面内の物が背景なのか、戦闘に使えるものなのかを見分けることも、攻略の入口となる。
消えた実験部隊と、腐敗した近未来都市
Steamで公開された舞台設定では、近未来都市「静流市」を巨大企業と武装執行機関が支配している。主人公は、致命傷を受けても時間を巻き戻す「逆川式リブート装置」を埋め込まれた実験部隊の元隊員。その部隊が任務中に消失してから数年後、失われた真実を追って再び刀を取る。
物語は一本道ではなく、登場人物への対応によって分岐する。相手の願いを受け入れるか、自分の目的を優先して裏切るか。ハピネットは複数の結末を用意すると説明しており、戦闘を突破した先にも選択が待つ。
戦闘画面は細かなドット絵、物語のカットシーンは手描きのレトロなアメリカンコミック調という、異なる表現を使う。上から見渡して状況を判断する戦闘と、人物に寄って陰謀を追う場面とで、画面の役割も切り替わる。
Steam体験版とTGS特別版は遊べる部分が違う
Steamでは物語の序盤を楽しめる体験版を配信中。一方、東京ゲームショウ2026では、アクション部分に特化したイベント用の特別版を試遊できる。物語から入りたい人はSteam、短い時間で戦闘を確かめたい人は会場の特別版という違いがある。
会場では「試遊10分チャレンジ」を実施する。ステージ1をクリアするとハヤブサのアンブレラチャーム、ステージ1と2の両方をクリアするとオリジナルマウスパッドかチャームを選べる。試遊参加者にはポケットティッシュも配布する。各ノベルティは数量限定だ。
出展先は幕張メッセHALL9のハピネットブース、インディーゲームコーナー。一般公開日は2026年9月19日から2026年9月21日までとなる。会場で記録に挑む前にSteam体験版へ触れれば、作品の雰囲気を知ったうえで、当日は戦闘の操作に時間を使える。
一人用の攻略とランキングを楽しむ作品
製品版のプレイ人数は1人。オンライン対戦には対応せず、ランキング機能を備える。対応言語は日本語、英語、中国語の簡体字。GouHong Studioが開発し、Happinet Indie Collectionから発売される。
速い戦闘を繰り返して突破口を探す遊びと、都市の人物たちへの選択を重ねる物語の両方が本作の柱だ。購入を検討する際は、まず配信中の体験版で操作と会話の流れを確かめられる。発売までの入口がすでに用意されている点は、映像だけで判断しにくいアクション作品では使いやすい。
