ドリコムは2026年9月11日、DRECOM CREATORS STUDIOの東京ゲームショウ2026出展内容を公開した。『TIMEMOON』『Beautiful Life Show』『散るプラネット(Chill Planet)』の3作品を、各2台、計6台の試遊台で展示する。ブースは幕張メッセのホール9、インディーゲームコーナー「09-C58」だ。
『TIMEMOON』は乗客を送り届けるたび、歴史が変わる
Kenkou Landが企画・開発する『TIMEMOON』は、月面都市のタクシー運転手となるSFタイムトラベル・アドベンチャー。車はタイムマシンでもあり、乗客を過去や未来へ送り届ける行動が歴史を書き換える。Steamの作品紹介では、その結果がニュースの見出しの変化として現れるという。
乗客は全員が大統領暗殺事件の容疑者。対話から相手の表と裏を観察し、望んでいる時間旅行の道を選ぶ。単に目的地へ運ぶ仕事ではなく、乗せた相手の事情と事件の真相を結び付けて考えることになる。移動の選択が捜査そのものに関わる仕掛けだ。
収録するSFビジュアルノベルは10万文字と案内され、ドットイラストのアニメーション、ハンドル選択で変動するパラメーター、複数のエンディングを備える。物語を読みながら、自分の選択が世界をどちらへ動かしたかを追いたい人に向いた試遊候補となる。
『Beautiful Life Show』は死の直前3秒と共演する
Fukudanukiの『Beautiful Life Show』は、奇怪なショーの主役に選ばれた人物が、命に関わる試練に挑むサイドビューのホラーアクションアドベンチャーだ。中心となる仕組みは、死の瞬間から直前の3秒へ戻るアクションにある。
時間を戻した後には、死ぬ直前の自分の行動を再現するリプレイゴーストが現れる。過去の自分とともに道を切り開くため、やり直しが単なる失敗の取り消しにとどまらない。どの行動を残し、戻った自分がどう動くかを考えるところに、パズルと操作の両方が重なる。
同じ時間操作でも、『TIMEMOON』が歴史や人物の運命に目を向けるのに対し、こちらは目前の数秒と自分の動きに焦点を合わせる。TGSで2作品を続けて遊ぶと、時間を扱う仕組みがまったく異なるゲーム体験になることを比べられる。
『散るプラネット』はカードと荷物の組み合わせで北海道へ
aozoriteの『散るプラネット』は、隕石によって滅びることが決まった世界で、日本縦断を目指すビルド構築アドベンチャー。主人公の女子高生・大原陽奈子は、父親から譲り受けたバイクで鹿児島を出発し、北海道を目指す。
プレイヤーは実在のスポットを含むマップ上で、どのマスを通るかという旅程を決める。その後、カードゲームで移動の成否が決まる仕組みだ。道中で集めるアイテムには組み合わせによる相乗効果があり、相性のよい荷物をそろえることで旅を進めやすくなる。
終末を扱いながら、描く中心は仲間や寄り道、増えていく思い出。戦闘の勝利に向けたビルドとは異なり、先へ進む旅のためにカードとアイテムを組む作品である。キャラクターとの旅を楽しみたい人も、組み合わせを工夫するゲームが好きな人も手に取りやすい。
一般公開は2026年9月19日から、試遊で作品別カードを配布
TGSの一般公開日は2026年9月19日~2026年9月21日。ブースで試遊すると、ブランドブックと作品別クリアカードコレクションのセットを1人1セット配布する。公式Xのフォロー、または出展作品のいずれかをSteamウィッシュリストへ追加した人には、全3種のうちわから1種類を渡す。既に登録済みの人も対象だ。
配布物は日ごとに予定数を設け、なくなり次第終了する。3作品ともSteamの作品ページが公開されているため、会場へ行く前に好みの遊びを確認しておける。物語の推理、短い時間を使うアクション、カードで進む旅。同じブースで比べるには、はっきりと個性の異なる3本だ。
