“試合速報連動型”カードゲーム『プロ野球 ファンスターズリーグ』クローズドβテスト実施決定

リアルとアプリが融合する新感覚プロ野球ゲーム

株式会社バンダイ カード事業部は、現在開発中の試合速報連動型応援カードゲーム『プロ野球 ファンスターズリーグ』において、クローズドβテストの実施を発表した。応募期間は2025年10月9日(木)から10月15日(水)12:59までで、全国から抽選で1万人を招待する。

本作は、リアルなプロ野球の試合速報と連動し、ファンが自分のチームを“応援プレイ”で支えるというこれまでにない体験を提供する。試合を観戦しながらカードを使ってスコアを競うという新機軸の仕組みが注目を集めており、2026年3月下旬の正式リリースに先駆け、βテストでのプレイヤー体験とサーバー検証が行われる。

『ファンスターズリーグ』とは

『プロ野球 ファンスターズリーグ』は、リアルとデジタルを融合させた“試合速報連動型応援カードゲーム”。現実のプロ野球試合の速報とリンクし、アプリ上では「ファミスタ」風の映像で試合を観戦しながら、自分の応援チームの活躍に合わせてスコアを競うことができる。

ゲーム内ではAIボイスによるリアルタイム実況が全試合に導入され、ファンは自分の推しチームを応援しながら、他プレイヤーとのランキングバトルを楽しめる。さらに、選手データや成績を網羅したデータベースにもアクセス可能で、野球ファンにとっての“第二の観戦体験”を実現している。

カード×アプリの二重体験で広がるプレイスタイル

本作最大の特徴は、トレーディングカードとアプリが完全連動している点だ。ブースターパックに封入されたカードの裏面に記載された二次元コードをアプリで読み取ることで、同じカードをデジタル上でも使用可能。現実で集めたカードが、そのままデッキ構築や試合応援に反映される。

カードには4段階のレアリティが存在し、実在するプロ野球選手のスキルデータを収録。さらに、希少な「シリアルナンバー入りカード」や「パラレルカード」も登場し、コレクション性と競技性を両立している。カードを集めて強化すればスキルレベルが上がり、より高いスコアを狙える戦略性の高い設計だ。

試合速報連動モードと応援プレイ

アプリでは、プロ野球の試合をリアルタイムで配信し、AI実況とともにファンが応援スコアを競い合う「応援モード」を搭載。試合中に応援ポイントを稼ぎ、カードのスキルやチーム戦略を駆使して上位を目指す。応援対象のチームを選んで観戦するだけでなく、試合結果や個人成績が反映されるため、現実のプロ野球とアプリ内のゲームプレイが密接にリンクする。

また、特定選手の活躍によってボーナスが発動するなど、リアルタイム要素を盛り込んだ仕組みが魅力。日々の試合結果がそのままプレイヤーのゲーム体験に直結するため、毎日ログインして観戦・応援する楽しさがある。

新たな野球ファン文化を創る挑戦

『ファンスターズリーグ』は、単なる野球カードゲームではなく、「リアルの試合と応援体験をデジタルでつなぐ」ことを目的とした次世代型プロジェクト。AI実況による試合中継、選手データベース、スコアランキングなど、プロ野球ファンの日常に新たな観戦スタイルをもたらす試みだ。

開発を担当するバンダイ カード事業部は、クローズドβテストを通じてゲームバランスや通信環境、サーバー負荷の検証を行い、正式サービスではより快適なプレイ環境を目指すとしている。β参加者からのフィードバックが、リリース版の完成度を高める重要な一歩となる。