『Shadowverse: Worlds Beyond』公式サイトで不具合状況を公開

株式会社Cygamesが運営するデジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』において、10月31日時点で不具合が確認・報告されている。運営は状況を随時アップデートしており、一部はすでに修正済みだが、現在も対応中の項目が存在する。

修正が完了した主な不具合

  • ランクマッチ昇格戦にて、勝敗に関係なくGRPが獲得できない不具合
  • バトル再開時に通信エラーが発生し、続行できない場合がある問題
  • 一部ステージで画面録画時に映像が正しく表示されない
  • 特定カード(エイファ、オーシャンライダー等)の演出が正しく再生されない
  • リーダースキンやカードスタイルが正しく反映されない表示不具合
  • CPU戦で進行不能になる事象(ガルミーユ戦など)

これらの不具合はすでにアップデートで修正されており、通常プレイが可能な状態となっている。

現在も確認されている不具合

運営が「継続対応中」としている主な不具合は以下の通り。

バトル関連

  • リアニメイトで「死者・タイプ」を失ったように見える表示不具合(効果は維持されている)
  • 特定チュートリアルで進行不能になる場合がある
  • マッチングキャンセル後でもサーバー側でバトルが成立し敗北扱いになる可能性
  • バトル結果が正常に記録されず別バトルで敗北扱いになるケース

カード・デッキ関連

  • トークンカードのカードスタイルが変更できない
  • デッキ画面でフルアートカードが正常表示されない場合がある
  • QRコード読み込み時にアプリが進行不能になる端末がある

パーク(ロビー)関連

  • 観戦映像が配信されない、またはBGMが消失する場合がある
  • 特定操作でアバター表示が崩れる、または動作が重くなる
  • ステージモニターでカード名が別スキンで表示される
  • フレンド申請ボタンが表示されないケース

その他

  • プロフィール戦績で最高到達グループが正しく表示されない
  • 無線イヤホン使用時に進行不能となるケース(Discord同時利用推奨せず)
  • テキスト入力で絵文字を使用すると表示が崩れる

運営の対応方針

運営は「調査中・修正予定」の項目に関して、今後も公式サイトでアップデートを実施するとしている。また、ほぼすべての項目で「アプリ再起動で一時的に解消する可能性あり」と案内しており、プレイヤーに対してはアップデート完了までの間、再起動を推奨している。

プレイヤーが注意すべき点

  • ランクマッチなどでマッチングボタンの連打は厳禁(敗北扱いになる可能性)
  • 進行不能が起きた場合は再起動を試す
  • 無線イヤホン+通話アプリ併用は非推奨
  • 不具合は「表示のみ」と「効果に影響あり」で分類されているため、内容を確認して見極めが必要

リリース後もアップデートを重ね、高品質なゲーム体験を提供してきた『Shadowverse: Worlds Beyond』だが、正式サービスから半年を超え機能拡張が進む中で、システム面の負荷や仕様変更の影響が表面化している印象だ。

画像クレジット

株式会社Cygames