NEIGHBORは2026年5月18日、AIゲームプラットフォーム「DreamCore」の新バージョン「DreamCore V2」を公開した。独自のゲーム制作特化型AIエージェントを搭載し、日本語や英語で作りたいゲームを話しかけるだけで、コード、キャラクター画像、3Dモデル、サウンドまで自動生成できるとうたう。
生成されたゲームはブラウザ上でそのまま遊べ、URLで共有できる。発表では、テレ東番組プロモゲームでX上1,700万インプレッションを獲得した実績や、大手企業向けAI研修、親子向けAI体験教室などの展開にも触れている。
ゲーム制作の入口が変わる
自然言語でゲームを作るサービスは、ゲーム開発の入口を大きく下げる。コードを書けない人でも、遊びのアイデアを短時間で形にできる可能性があるからだ。DreamCore V2が狙うのは、単なるプロトタイプ作成ではなく、生成したゲームをその場で遊び、共有するところまでの一体化だ。
ただし、重要なのは生成できることそのものではない。遊んで面白いか、操作が破綻していないか、見た目や音が意図に合っているか。AI生成ゲームは、作成の速さと、ゲームとしての完成度の間にまだ大きな距離がある。その距離をどこまで詰められるかが見どころになる。
ブラウザゲームとの相性
ブラウザで即起動できるゲームは、共有との相性が高い。ダウンロードやインストールを求めず、URLを送れば遊べる。DreamCore V2の方向性は、AI生成とブラウザゲームの軽さを組み合わせるものだ。
GAMEXでも無料ブラウザゲーム一覧を展開しているが、ブラウザゲームの強みは「触るまでが早い」ことにある。AIで作る場合も、最初の数秒で何をするゲームなのか分かる設計が必要だ。生成技術が進んでも、遊びの分かりやすさは変わらず重要になる。
プロモーションと教育への広がり
DreamCoreは、番組プロモーションやAI研修、親子向け体験教室にも使われているという。これは、ゲーム制作を専門家だけのものにしない方向性だ。企業が短期キャンペーン用にゲームを作る。子どもがアイデアを形にする。そうした用途では、速度と共有性が大きな価値になる。
AIゲーム生成は、まだ評価の定まらない領域だ。だが、作る人を増やす技術であることは間違いない。DreamCore V2が、遊べるものをどれだけ安定して出せるか。そこが次の注目点だ。
生成AIゲーム基盤としての見どころ
DreamCore V2の焦点は、ゲームを作るハードルを下げるだけではない。自然言語でゲームを作り、ブラウザ上で遊び、すぐ共有できるなら、試作と公開の距離が短くなる。問題は、作られるゲームが単発の実験で終わるか、繰り返し遊ばれる作品まで届くかだ。生成AIによる制作支援は、ここから品質と継続性が問われていく。
