Cygamesは2026年9月4日、新ブランド「CygamesEdge」を発表した。第1弾タイトルは『崩落の国(ほうらくのくに)』。PS5、Nintendo Switch 2、Steam向けのダウンロード専用ソフトとして、2026年11月5日に発売する。価格は未定だ。
ジャンルはドラマチック崩落アクションアドベンチャー。足場を見極め、風を読み、落下を制御しながら進む。高みへ登り続けるのではなく、危険を抱えたまま下へ降りていく行為を遊びの中心に置いた作品となる。
娘を失った兵士が、世界樹の下層へ向かう
舞台は、穢された大地を逃れた人々が世界樹の枝に国を築いた世界。主人公の兵士は娘を亡くしており、その面影を宿す「忌み子」と出会う。やがて国に背き、下層へと向かう旅に出る。
公開トレーラーは、この兵士が幻想的な世界を地上へ降りていく様子を描く。物語の紹介だけでなく、落下を操る実際のゲーム内映像も収録した。移動先の足場や風をどう捉えるかが、旅の緊張感とつながっている。
メインストーリーの長さは、開発側の目安で初見約3時間。長大なボリュームを前提とした作品ではなく、ひとつの旅を凝縮して描く設計だ。ただし、これは全プレイヤーのクリア時間を保証する数字ではない。アクションへの慣れなどによって所要時間は変わる。
物語のクリア後には、高難易度マップとタイムアタックなどのチャレンジコンテンツを用意する。本編を読み終えるように進めた後も、同じ落下操作を使って難しい地形やタイムに挑める。ストーリーの長さと、クリア後の遊びを分けて案内している点も特徴である。
小・中規模開発に特化する「CygamesEdge」
新ブランドは、小・中規模の開発に特化する。少人数のチームによる企画から検証、発売までの機動力を重視し、新しい技術や開発手法、多様なジャンルを取り入れる方針だ。既存の大型タイトルとは別に、ゲームの核となる仕組みを強く押し出す作品を扱う。
自社開発だけでなく、外部の開発会社やクリエイターとの提携にも取り組む。資金提供、企画・開発の支援、パブリッシングを通じた協業を想定しており、窓口はブランド公式サイトに設けた。発表では個別の支援額や採択本数までは示していない。
『崩落の国』の開発はCygamesEdgeとゼレオが担当し、発売元はCygames。プレイ人数は1人で、日本語、英語、中国語の繁体字・簡体字、韓国語に対応する。レーティングは発表時点でIARC 12+と案内している。
ブランドの始動に合わせ、公式YouTube、X、Discordも開設した。最初の作品で提示されたのは、世界樹を降りるという明確な目的と、それを支える落下操作。購入を検討する際は、公開トレーラーでその動きを確かめたうえで、価格や各ストアの商品情報を待つことになる。
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