空間パズル『HEIMA』2028年にSteam配信へ、物体の入れ替えと停止で並行世界を進む

空間パズル『HEIMA』2028年にSteam配信へ、物体の入れ替えと停止で並行世界を進む

BS朝日のゲームレーベルAMBER GAMESは2026年9月4日、KENEI DESIGNと共同開発する『HEIMA(ヘイマ)』を発表した。Steam向けの1人用空間パズルアクションで、配信予定は2028年。日本語と英語に対応する。

主人公は、転送実験中に消息を絶った兄を探す少年エイゲン。風景や物理法則の異なる並行世界を渡り歩き、その世界に暮らす「もう一人の自分」とも出会う。発表に合わせて特設サイトと第1弾ティザーPVを公開した。

動かす「シフト」と、止める「ホールド」

遊びの核は、物体の位置を入れ替える「シフト」と、物体の動きを止める「ホールド」の2つ。周囲の物をただ押して進むのではなく、何の位置を変え、何をその場に留めるかを選んで道を開く。

移動と固定という異なる働きを組み合わせるため、目の前にある物の配置だけでなく、動いている物の扱いも判断の対象になる。景色も物理法則も違う並行世界で、2つの機能をどう使うか。物語の舞台設定が、空間を読み解くパズルにもつながっている。

物語の発端は、人類が実現した遠隔地への転送技術にある。ある日、そのネットワークが存在するはずのない並行世界と接続してしまう。エイゲンの兄シュンエイも転送実験の事故で行方不明となり、弟は兄の痕跡を求めて未知の世界へ踏み込む。

各世界のエイゲンは、姿も性格も、それまで生きてきた環境も異なる。彼らとは協力することもあれば、ぶつかることもある。兄の失踪と並行世界の運命が結びついていく物語だ。タイトルの「HEIMA」は、アイスランド語で故郷を表す言葉に由来する。

『テラバトル』に携わった2人が再び組む

ディレクションとデザインを担当するのは、KENEI DESIGNの葉山賢英。企画とゲームデザインはPHINEXの西村有紀が担う。両者はかつて『テラバトル』のコアメンバーとして開発に関わっており、それぞれの活動を経て本作で再び組んだ。

本企画は令和7年度の文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業に採択されている。映像、音楽、物語を組み合わせた作品として開発を進め、AMBER GAMESがパブリッシングを担当する。

2026年9月17日から2026年9月21日まで幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026では、インディーゲームコーナーの09-C64に出展。会場で『HEIMA』を試遊できる。AMBER GAMESにとって初のTGS出展であり、同ブースには協力型アクション『GooNECT√2』も展示する。

会場では特製うちわの配布に加え、Steamのウィッシュリスト登録画面を提示した来場者へステッカーを渡す企画も用意した。ブースを訪れる日程は、ビジネスデイと一般公開日の違いをTGSの入場案内で確認しておく必要がある。

発売は2028年予定と、試遊出展より先になる。現段階では配信日を日単位で確定した発表ではなく、価格も示されていない。まずは公開PVとSteamの製品ページ、会場の試遊を通じて、2つの機能が生むパズルの手触りを確かめられる。

関連リンク

©2028 AMBER GAMES