That’s No Moonが『Crossfire』発表、シングルプレイヤーのタクティカルアクションADVに

GAMEX

That’s No Moon Entertainmentは2026年6月5日、Summer Game Festでデビュー作『Crossfire』を発表した。日本向け発表は2026年6月6日に公開されている。本作は、コンソールおよびPC向けに発売予定の、ストーリー主導型シングルプレイヤー・タクティカルアクションアドベンチャーだ。

本作は、世界的フランチャイズ「クロスファイア」を開発したSmilegateとの共同開発タイトル。三人称視点のタクティカルアクションアドベンチャーとして、シネマティックスリラーとステルス戦闘システムを融合させると説明されている。物語の中心には、対立する2人のオペレーター、レイラとクロスが置かれる。

発表で見えた作品の方向性

『Crossfire』で気になるのは、フランチャイズの名前を使いながら、マルチプレイFPSではなくシングルプレイヤーに振り切っている点だ。GAMEXとしては、銃撃の爽快感よりも、ステルス、緊張、判断の連続がどこまで物語と噛み合うかに注目したい。タクティカルアクションは、敵を倒すことより、どう侵入し、どう切り抜けるかが記憶に残る。

発表では、新たなカバーシステム「アダプティブカバー」も紹介された。地形や敵の配置に合わせてキャラクターの姿勢がリアルタイムに変化する仕組みにより、緊張感とリアリティを高めるという。プレイヤーは周囲の環境を活用しながら、圧倒的な敵勢力に立ち向かうことになる。

プレイヤーが確認したい情報

今後確認したいのは、対応プラットフォームの詳細、発売時期、日本語対応、難度設定、リプレイ性だ。シングルプレイヤー作品では、キャンペーンの密度と演出のテンポが評価を左右する。映像美だけでなく、実際の操作場面がどれだけ見えるかが次の焦点になる。

GAMEXではゲームニュース一覧で、新作発表、アップデート、セール、イベント、攻略につながる発表を整理している。今回の発表も、単発の話題として消費するより、発売日、対応機種、体験版、キャンペーン、ストア公開の流れとあわせて追うことで、遊ぶタイミングを判断しやすくなる。

今後の見どころ

That’s No Moonのデビュー作としても重い発表だ。スター俳優の起用、映画的な演出、新システムのアピールが並ぶ一方で、最終的には触った時の説得力が問われる。公開トレーラーの次は、実機プレイ映像を待ちたい。

シングルプレイヤーのタクティカルアクションは、敵を倒す爽快感だけでは成立しない。視界、遮蔽物、音、仲間との距離、失敗した時の立て直し。そうした細部が積み重なることで、プレイヤーは「自分で切り抜けた」と感じる。『Crossfire』が掲げるアダプティブカバーは、その感覚を強めるための仕組みとして見たい。

また、レイラとクロスという対立する2人を中心に据えるなら、物語は単純な任務遂行だけでは終わらないはずだ。協力せざるを得ない関係が、戦闘中の判断や演出にどう反映されるのか。映像作品的な見せ方と、ゲームとしての選択が噛み合うかが評価の分かれ目になる。

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