原油・水素の詰まり対策と重水素の生産
製油設備の増設だけでは、精製油も水素も増えないことがあります。二種類の生産物のどちらかが満杯になると同じ設備が止まるため、必要な物だけでなく副産物の行き先まで用意する必要があります。
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精製油と水素を別々に搬出する
基本のプラズマ精製は原油2個から精製油2個と水素1個を4秒で作ります。製油設備の出口に二本のベルトを設け、それぞれの仕分機に精製油と水素のフィルターを設定してください。原料の原油と製品を同じベルトへ混ぜない方が、停止原因を追いやすくなります。
赤マトリックス用の水素を取り出していても、精製油の行き先が満杯なら水素の生産も止まります。反対に、プラスチックや硫酸のために精製油を増やすと、水素の消費先が不足しがちです。設備を開き、どちらの製品が満杯かを確認してから対策を選びます。
タンクは一時保管、消費先は別に確保する
タンクを増やすと停止を先延ばしできますが、発生量が消費量を上回る限り再び満杯になります。副産物は通常の需要先へ優先的に流し、余りだけを保管・燃料利用へ回します。火力で処理する場合も、電力需要が下がると燃焼量が減るため、常時一定量を捨てられる装置とは考えないでください。
軌道採集機から水素を輸入するようになったら、工場の副生水素と輸入水素を分けて管理すると原因を調べやすくなります。副生水素が余る時は、不要なX線クラッキングを止める、軌道採集機からの輸入を抑える、実際に不足している水素消費工程へ回す順で検討します。
X線クラッキングと改質精製を使い分ける
X線クラッキングは精製油1個と水素2個を使い、水素3個と高エネルギーグラファイト1個を作ります。水素の差し引き増加は1個です。生産物の水素を次の反応へ戻す必要があるため、製品を全て外へ出すと再起動時に原料水素が不足します。水素不足を補う用途に向き、水素の過剰対策にはなりません。
改質精製は精製油2個、水素1個、石炭1個から精製油3個を作ります。精製油2個を戻し、増えた1個だけを取り出す構成なら、水素と石炭を精製油へ変換できます。循環用の精製油を確保してから出力を分け、プラスチックなどの需要へ送ります。どちらのレシピも研究後に製油設備で選択します。
分留は水素を高速で循環させる
分留施設は、側面の向かい合うポートへ水素を通し、変換されなかった水素を反対側へ返します。重水素は別の正面ポートから出します。水素を戻すベルトと補充ベルト、重水素を取り出すベルトを混同しないようにしてください。通常の生産設備のように原料を入れて一定秒数待つ仕組みではありません。
増産剤なしの変換確率は水素一個当たり1%です。積み重ねのないMk.IIIベルトで毎秒30個を通すなら、一基の重水素は平均毎秒0.3個が目安で、短時間ごとの生産数は変動します。遅いベルトより、高速ベルトで水素を途切れず循環させる方が能力を使えます。
重水素は循環量と純消費量を分ける
分留では変換されなかった水素が戻るため、ループを毎秒30個で回していても毎秒30個を消費するわけではありません。補充が必要なのは重水素へ変わった分です。ループ側を優先し、不足した空きへ新しい水素を補給すると循環を維持しやすくなります。
多数の分留施設を一つのループへつなぐと、前段で変換された分だけ後段の水素が減ります。台数に比例して同じ能力が出ると考えず、末端の流量と重水素の搬出を確認します。粒子衝突型加速器による重水素生産は別レシピで、水素消費と電力も異なります。
